あっちゃん。のチャンネル

朝起きて、寝ぼけ眼で新聞を取りに
玄関に行きました。
すると、ガサゴソッ！

傘立てのところで音がします。
これは虫レベルじゃない、もっと大きな．．．

気になる人だけ

恐る恐る覗いたその瞬間、暴れている姿が一瞬見えました。
色は肌色。
大きさはねずみ？

どうしよう、どうしよう、きっとねずみだ！
どこから入ったんだろう。
ねずみだったらすごく素早いからさっと家の中に入ってこられたら
家具の隙間に入ってもう見つからない。ナントカしなきゃ。
こう言う時はパパだ！
ぐっすり眠っているパパをたたき起こしました。
（パパも怖いんじゃないかな～、とは思ったんだけど）

「なんだか分からないの。大きさ的にはねずみかなぁ、怖いよ～どうしよう、
パパぁ～ん（はあと）」
これで逃げ出す男はおらんでしょう。

パパは勇気を奮って（いるように見えた）玄関のドアを開けて、
そおっとその物体を外に追い出す作戦を立てました。

電気もつけて明るくしました。
静かに静かに傘立ての横にあったラケットをどかしていくと．．．

「カエルじゃないか？」
そうか、カエルか！
そう言えば
そのぐらいの大きさだ。



カエルだったらわたしもパパも怖くはありません。
ホッと安心。
パパが手で捕まえました。
「見せて見せて。」
手の中のカエルを見たら、
「これ、うちの子じゃないの！！」
思わず叫んだそのカエルは、
玄関横のピアノの部屋で飼っているアフリカツメガエルの
ツメちゃんでした。（今、命名した。）



しかし．．．
この子が普段いるところは玄関から入ってすぐのピアノの部屋（応接間とも言う）
のローボードの上。
逃げないように、フタに錘を置いています。
でも４．５センチ四方の隙間が角のところに空いていて、
どうやらそこから逃げ出したらしい。

水槽から降りて、ローボードの高さをジャンプしたのか、
そしてピアノの部屋のドアの隙間から廊下に出て、玄関に出て、
傘立てとラケットの隙間に潜り込むまで、
一体どれだけの時間がかかったのでしょう。

両生類でよかった、
以前、やはり隙間から逃げ出したアカハライモリは座布団の下で干からびていました。
ぎゃぁぁぁ～～～！
（発見したときの叫び）
そう言えばもう一匹はまだ見つかってなかったんだっけ、
今頃ミイラになってピアノの下辺りに．．．．ぞぞぞ．．．

あ～でもツメちゃんが無事でよかった！
水をちょっと入れすぎちゃったのが原因ね。
これからもっと気をつけなくっちゃ。

梅雨時のミステリーでした。

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