あっちゃん。のチャンネル

今日は錦織健さんのコンサートに行って来ました。

楽器店でポスターを見かけて、
「あっこれ行きたい！」
わたしはコンサートに行きたいと思ったら
ひとりでもぱっと行っちゃうほうだけど、ポスターを見たら
姉の好きなオンブラ．マイ．フが曲目にあったので
姉を誘っていきました。



久しぶりの街だからヤマハで楽譜でも見て、
スラバヤのナシゴレンを食べよう、と４時にレッスンが終わるといそいそと出かけました。

途中姉からメール。
「今、ヤマハに来たんだけど休みだった！」
あっちゃぁ～
そう言えばスラバヤのあるサゴーも水曜休み！
久しぶりの街で調子が狂ったわ。

遠鉄百貨店やその辺の雑貨屋さんをぶらぶらして、
アクトの地下のクッチーニに。
軽く腹ごしらえ。
でも出るのが異常に遅かった。
ま、時間はたっぷりあったので大丈夫だったんだけど。





それから中ホールに行きました。
う～ん、年配者ばっかり。
オペラを聴くのはやっぱり中高年なのかなあ。

錦織健さんはバロックからロックまで歌う幅広いオペラ歌手。
今日の曲目もヘンデルから始まって、クィーンの伝説のチャンピオンまで。
どれもすばらしかったです。
トークも笑わせてくれます。
ヘンデル、ジョルダーニは学生の頃に歌った曲なので姉と二人で懐かしがりました。
そして荒城の月では思わず涙が。
やっぱり日本人だな～と感じた次第。
そしてさとうきび畑。
この曲はそれだけで泣ける曲なのに錦織さんが歌ったらもうもう
涙がだーだー鼻水をすすると音がするので鼻水流しっぱなし。
いや～本当に泣けました！



それに伴奏者の朝川朋之さんのすばらしいこと！
最初はハープの伴奏。最後のほうでピアノの伴奏になったんだけど
あんな伴奏聴いたことない。
特にマルティーニの愛の喜びはでは本当にすばらしい伴奏アレンジでした。



錦織さんは科は違うけどわたしと同じ大学の先輩です。
同時期に在籍していたんだけど
声楽科では牧野正人さんや同じ寮生だった下原千恵子さんの方が有名で
錦織さんのことは知りませんでした。
こんなにすごい人なのになんで気が付かなかったのかな？

錦織さんが話されました。
「学生時代はバンドを組んでバンドばっかりやっていました。」
それでか．．．

すばらしいコンサートだったのですが
残念だったのは客席。
咳をしたり紙ががさっと言う音、挙句の果てに
錦織さんがギターを持って客席に下りたらしゃべりはじめたおばさんたち。
確かに気楽な雰囲気だったけど何も歌っている時にしゃべらなくても。

音楽は楽器の町だけど音楽の町になるには
まだまだ先のことかな。

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